塾の教室展開について(2)

 全国展開している塾のホームページを見ると、「新規開校速報」のような記事を掲載している塾があります。新しい教室が続々と開校していますが、「満を持して」新規開校しているのかというと、必ずしもそうではありません。全国展開している塾の多くは直営ではなくフランチャイズなのです。
 開校までは本部がサポートしてくれますが、開校したらフランチャイズオーナーの自己責任で生徒・講師の募集を行い、生徒を指導して成果を上げなければいけません。もちろん、本部に対してロイヤルティを支払わなければなりません。
 全国展開の多くの塾がフランチャイズ制になっていて、「新規開校速報」をホームページに掲載しているということは、オーナーになりたい人がそれだけ多いということですね。「塾は子どもに教えるだけで、簡単そうだし、収入も増えそう」という気持ちでオーナーになる人が、残念ながら少なくないようです。
 このブログを書いているときは夏期講習直前で、塾を選ぶために多くの人がいろんな塾に体験授業を受けに行く時期です。以前も書きましたが、塾を選ぶときは、塾長とか教室長とかの責任者に直接会って聞いてみたらいいです。たとえば「公立高校の推薦と特色化選抜はどうちがうのですか?」「公立高校の英語の入試にはリスニングがあるそうですが、試験時間は他の教科にくらべてどれぐらい長いですか?」とか聞いてみて、正確に答えられるかを確認します。答えられない、もしくは適当にごまかす責任者もかなりいますよ(私の実体験)。
 プロナビは? はい、もちろん正確に答えられるからこそ、地域の信頼を得て、教室展開も順調なのです。これからも「宗像・福津で個別指導といえばプロナビ!」、よろしくお願いします。